2009年3月12日木曜日

モナカはお好きですか【乙妻山・佐渡山】

日時 3月7、8日
メンバー 高橋
ルート 7日 戸隠大橋~佐渡山南コル~乙妻山北東斜面~乙妻山      
8日 戸隠大橋~佐渡山~戸隠大橋

7日 乙妻山北東斜面
近場に雪がないのでまたまた遠征する。が、パートナーはいないので単独とあいなる。金曜日の夜に家をでてその日は道の駅で車中泊。ガイドブックによれば長い行程になるとのことだったので早出しようと思っていたにも関わらず一人だとどうも寝坊しがちである。結局、7時に大橋を出てとりあえず佐渡山南鞍部を目指す。

先行者があるらしくカリカリ斜面に薄っすらとトレースが残る。一人だととても淡々と歩みを進めることができ、乙妻沢出合には9時着。先行Pに追いつき、北東斜面のラッセルを引き受ける。朝方は風が強く雪が ちらついていたけど、徐々に回復し、山頂に着い頃には快晴であった。

北東斜面にはトレースが一つもなくうれしかったけど、モナカ状の雪質であり滑りは最悪。2000m以下はカリカリ斜面になってしまい消化試合なりに出合に戻る。

これで終わりかと思えば、再度鞍部まで登り返さねばならずだらだらと歩みを進め14時過ぎに大橋に到着。かなり評判の大斜面を期待していたが、アプローチが長い割には大したことのなく意気消沈気味に風呂につかる。その後戸隠キャンプ場の駐車場に移動し、一人ですることもなく19時には就寝。






8日 佐渡山西面
ここまでくれば下がる必要はないのに気温が下がり氷点下5度くらいの朝を迎える。どうせカリカリ斜面なので気乗りしないが地域の概念把握を目的に佐渡山へ向かう。

前日のトレースがかちこちに凍っており登りにくいこと限りなし。それでも淡々と歩みをすすめればあっけなく山頂着。カリカリ尾根を戻る気はせず西面の沢に滑り込む。とは言ってもここもカリカリ。その上、1600mあたりから沢割れがあったため山腹をトラバース気味に進む。結局は、尾根に戻り大橋へと向かう。

なんとなく消化不良気味の遠出だったので戸隠の雪稜の見物がてら神社によってみた。どうやら奥社というものがあるらしく、近くのみやげ物屋でクロスカントリーを貸し出していたようなのでテレマークで奥社詣でに向かうことにする。杉の大木の並ぶ参道をテレマークで進む様は他の参拝者に笑われる。30分ほどで奥社に到着し、今年の初詣をやっとで果たし、神社の境内にテレマークターンを刻みつつ戻る。雪がゆるんでおり一番楽しかったかも・・・






さらに、休日昼間割が使えるのが砺波までだったのでミュゼふくおかでやっている石川直樹の写真展を見物し金沢に戻る。

○本日の断面観察結果
7日 乙妻山北東面(2000m付近)
積雪量 250cm
クラスト層5cm/しまり雪20cm/ザラメ3cm/しまり雪40cm















8日 佐渡山西面(1800m付近)
積雪量 230cm
クラスト層5cm/しまり雪10cm/ザラメ15cm







0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。